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あまがみエメンタール

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あまがみエメンタール (一迅社文庫 み 3-1)
瑞智 士記 鍋島 テツヒロ


個人的に敬愛する瑞智士記先生の小説。
全寮制の小中高一貫校、修学旅行さえもないという完全に外界から隔離された学園という一風変わった舞台でのお話です。

まず言うことは「どこがあまがみなんだ!」ということ。あとがきでも作者が述べてます。

ロリータファッションに身を包み、心音に歯をむく莉子。
心音は噛まれることに快楽を覚えるなど、どこかいびつな関係。
紆余曲折はありながらも、すこしずつその絆は姿を変えていき、愛というひとつの形へと向かいます。

百合小説としてもかなりおすすめ。
そここで登場する脇役が良いはたらきをしています。
もちろん主軸となる二人の関係もかなり濃厚でした。

百合が好きな人なら是非。胸がキュンとなる場面、ドキドキとする場面、笑える場面までめじろおしです。
閉鎖的な学園という環境、すこしいびつな関係ということにピンときたなら、読んでみるとよいかもしれません。

・見所
心音と莉子の関係ももちろん魅力的なのですが、個人的には作中で登場する三人の脇役がとてもいい味を出していたように思えます。
関西弁で変態気味の綺南ちゃん、眼鏡っ娘で新聞部という宝生さん、発育不良で飛ばしやの茉里先生。
みんなどこかぶっ飛んだ性格をしていて、それが読む者を楽しませてくれるのです。

・関連リンク
瑞智士記 公式ホームページ
一迅社WEB
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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 本・雑誌

不動カリンは一切動ぜず

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不動カリンは一切動ぜず (ハヤカワ文庫JA)
森田季節


表紙のかわいさや、少女同士の絆を描くとありましたので読んでみました。

すべての子どもたちが人工授精で誕生し、掌に埋め込んだノードを介して情報や思念を交換するというSFです。
このぶっ飛んだ世界観にまずひかれます。たとえば主人公の火輪には母親が二人いたりするわけです。

読んだ感想としては、一言で言えば疲れた。結構難解な描写が多いので、無理にすべて理解して読もうとすると大変かもしれません。
ただ、火輪と兎譚という二人の絆の描写は目を見張るものがありました。百合ですよ、百合。間違いない。
この二人の関係をみるというだけでも、この小説を読む価値はあるのかと思います。

第二部までは、その絆の深さが強く描かれていて、胸を打つような場面も多々あったのですが、後半締めの部分がちょっと弱いように感じられました。
もっと深く描いてほしかったというのが正直な感想です。

兎譚の話し方とかがツボでした。常に敬語なんですよね。
だからもっと出番がほしかった。ほんと火輪と兎譚が登場する場面は見所です。

あと、なぜか途中でハルヒやアサヒナといった、なぁんかどこかで聞いたような名前が出てきます。
ピンとくる方ならハッとして面白さ増すのかもしれませんね。
宗教関連についてかなり詳しく描写しておりますが、私としてはそこまで気にはなりませんでした。

SF、百合が好きな人は読んでほしい。
独創的な設定を背景としてそここに光る二人の愛。これはほんと見る価値あります。
もうそこだけ見とけばいいよっていう作品だと思います。

・関連リンク
森田電鉄(著者ブログ)
ハヤカワ・オンライン
公式紹介ページ


具体的に、どこが百合かっていうと、
以下おもいっきりネタバレなので注意。

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

図南の翼 十二国記

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図南の翼 十二国記 講談社文庫
小野 不由美


「十二国記」のなかでなにを一番すすめるか、と問われれば、迷いなくこの「図南の翼」をあげます。
以前通して感想を書きましたが、特に大好きなこの作品について取り上げたいと思います。

前作の「風の万里 黎明の空」を読んだ方ならご存知、十二歳の珠晶を主人公とした物語です。
十二国記のなかでは、この作品は異彩を放っており、妖魔という人外のものが巣くう地、黄海において王になるために蓬山を目指すという旅の話となります。

読んだ感想としては、とにかく面白い。頁をめくる手が止まりませんでした。
何よりも、珠晶という少女の魅力に引かれます。
長い旅の中での彼女の成長の描写は秀逸で、清清しく、特に最後の方の場面での珠晶の言葉には感銘を受けました。
なにこれ!? すごいすごい、ってのたうちまわるほど。

妖獣を狩る猟尸師(りょうしし)や、昇山の者を護衛する剛氏。彼らの持つ旅の知恵と、それより語られる人々の付き合い方というのは、そのまま読者にも大切な知恵として伝わります。
珠晶がすこしずつ、旅の中、人々との触れ合いの中で、知恵を身につけていくと共に、私達も学ばされているのだということに驚きます。

・関連情報
講談社文庫ホームページ
講談社X文庫 ホワイトハート

図南の翼 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
講談社X文庫―ホワイトハートの方はこちらより。

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

あかね色シンフォニア

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あかね色シンフォニア (一迅社文庫 み 3-3)
瑞智 士記 きみしま 青


「幽霊列車とこんぺい糖」や、「あまがみエメンタール」などですばらしい百合作品を生産してきた瑞智士記先生の作品です。

電子音楽研究部、通称DTM部という部に入ることになった茜根そなを主人公とした話。
作者がDTM経験者で、音楽好きということで、専門用語もたくさん出てきますが、かなりわかりやすく解説されているので、そこらへんは心配はいらないと思います。

音楽関連の話もたしかに魅力的なのですが、この作品で何よりも注目したいのが、そここに散りばめられた百合描写です。
なによりも女郎花祭子というDTM部部長の変態具合が甚だしい。
あまりにもすごすぎて腹をかかえて笑ってしまうほどでした。

終わりはなんとも含みのある幕引き。
続きがあってもおかしくないと思いました。
もっとDTM部の活動を見てみたい。でもこの作者の作品は続き物がすくないのであまり期待はできないかも……

とにかく、読んでいると楽しくなる良作であることは間違いないです。

・見所
祭子部長の変態暴走っぷりは必見。
扉絵をぱらぱらとめくってみたらすぐにわかるはず。
祭子部長やりすぎです!

・こんな人におすすめ
いちゃいちゃ、明るい百合が御所望の方なら是非。
音楽が好き、DTMが好きとならばきっと楽しく読めるかと思います。

・関連情報
瑞智士記 公式ホームページ
一迅社WEB

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

蒼穹のカルマ 1~5巻まで

蒼穹というとなにを思い浮かべますか? ファフナー? 昴? いいえカルマです。

スーパー姪コンヒロイン鷹崎駆馬を主人公とした、痛快ギャグファンタジー小説。
第20回ファンタジア長編小説部門準入選受賞、ということでその面白さはお墨付きです。

小説で笑ったことってあまりないんですけど、この作品に関してはもう大笑いさせていただきました。
なによりの見所は、主人公の駆馬が、姪の在紗を溺愛しているところ。その程度が甚だしい。
彼女のためだったらなんでもやらかします。

設定もファンタジーとしてはかなり凝っている印象。
あらすじは、
『空で生き、人を襲う空獣(エア)が住む世界。空獣を狩る機関「蒼穹園騎士団」でカリスマ的人気を集める女騎士・鷹崎駆真。だが世界の平和を守るはずの騎士である彼女には、世界の平和より優先すべきことがあったッ!?』
web KADOKAWA紹介ページより抜粋

この世界の平和より大事なのが姪の在紗なのであります。

一巻は、別名高速RPG。駆馬にふりかかる理不尽な出来事を、姪への愛を胸に、次々と突破していきます。その様は爽快の一言。
五巻までいくと段々と主軸が見えてきて、シリアスな展開も垣間見られるのですが、あくまでギャグが主体で突き抜けてるんでそこは安心して楽しめます。
とりあえず一巻を読んでみればその面白さがわかるはず。

・こんな人におすすめ
百合好きには好まれるかと。
ギャグ小説が好みの方には自信をもっておすすめできます。

・関連情報
富士見書房受賞作特設ページ(設定がよくわかります)
作者Twitter


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蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫)

蒼穹のカルマ5 (富士見ファンタジア文庫)
蒼穹のカルマ5 (富士見ファンタジア文庫)

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 本・雑誌

図書館の住人

樹


好物:百合、ファンタジー
傾向:眼鏡キャラ、マイナーキャラ

好きなカプは、ひだまりスケッチは沙英夏目、なずのり、マリみては蔦笙、けいおんは唯和、ストパニは渚玉、などなど。

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