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新装版 ヨコハマ買い出し紀行 九巻 感想

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120話の、沈んだヨコスカの街をながめるアルファさんの表紙が目印の九巻です。

さて、感想もそろそろ大詰め。今日十巻を買ってきましたので、感想のほうも早めにお届けできればと思っております。
さきほど読んだのですが。本当にこの作品は名作だと思い知ったところです。
あれ、昨日じゃないの、と疑問に思った方、田舎では一日遅れが普通なのですよ。これが地域間格差ってやつですか。

この巻では、アルファさんとマッキの二人を中心とした話が比較的多かったように思えます。
この二人の関係も結構好きですが、やはりココネさんとが一番です。
最後の一話で、アルファさんとココネさんの二人の絆に、かなうものはないと確信しました。

そういえば八巻から急にカラーの話数が減ったような印象があります。
そろっと終わることもありますし、掲載紙のほうでいろいろとあったのかもしれません。なんにせよ少しさみしいものです。

九巻は、アルファさんが時間の流れを実感する巻でもあります。
周りの人々、そしていつかなくなってしまうかもしれない店。
いつまでも、この物語を見続けていたい。しかし、いつかは終わりがきてしまうものです。
十巻でどのような締め方をするのか、非常に楽しみな巻でもありました。

以下、ほぼ各話感想。

・第112話
前頁カラー。
ムサシノのススキ野原。ココネさんとシバちゃんのお気に入りの場所です。
草原は海のようで盛観。ススキってこの作品の雰囲気にとても合いますね。
アルファさんの家のまわりもススキでいっぱいでした。風にゆれたゆたう様が、なんともいえない良さをかもし出しています。

・第113話
アルファさんの夢。
昔の頃の夢でしょうか。だとしたら、あの魚はオーナーをあらわしているのかもしれません。
髪を結わえてないアルファさんは、どこか新鮮で不思議な感じがします。

・第115話
初日の出を見に行く話。暗闇を、地平線からひょっこりと照らす日の出の描写が良いですねぇ。
そして、近くで見ていたマッキと遭遇。なんとカフェアルファで働きたいとのこと。
幼なじみが働いてるのを見て、自分も働きたくなったのでしょうか。
まあ、給料は当然出ないのですが。

・第116話
先生とおじさんの会話。
「やること多すぎてさ 一生って一回だけじゃ足んないもんなのよ たぶん」
先生の言葉は本当にそのとおりで、時というのは気づいたら何年もすぎちゃってると感じることはしょっちゅう。
なにもかもやりたいけど、その中でやることを選ばなければいけないのです。
そんなわけで、先生の言葉はとても大切なことを教えてくれていると思います。さすが、人生の先輩といったところでしょうか。

・第117話
マッキがアルファさんとバイク乗りの練習をする話。
この二人の関係も見てて楽しいです。ボケとツッコミといったよいコンビかと。
こういう話を見るとバイクに乗ってみたくなりますねえ。バイクないんですけどね。

・第118話
仕事中の丸子さん。営業スマイルでいつもとは別人のところを、アルファさんにばっちり見られちゃってます。
本名が丸子マルコとはじめて分かります。名前も自分で付けることができるのですね。苗字が漢字で、名前がカタカナ。その法則性にいまさら気づく私。丸子が名前だとてっきり誤解してました。
営業顔をココネさんには隠したがる丸子さん。彼女もココネさんが大好きなのですね。
好敵手ならぬ恋敵手と書いてライバルと読むあれですね。

・第119話
ヒマすぎて寝ちゃうマッキを、アルファさんがながめている話。
『早いなあ 早すぎるよ』
アルファさんのこの思い。人と付き合ったから、はじめて感じるまわりの時の速さを実感しているのでしょう。
アルファさんの涙に、私もじんわりときました。

・第120話
前に先生と来た北の町。海に沈んだヨコスカの街を一人ながめるアルファさん。
街は沈んでも、灯りだけは昔のまま、夜の海を照らします。
海面から乱反射する光の海は、実際に見たらさぞかし綺麗なことでしょう。
かつての街を、そのままとじこめた宝石箱のような景色。何度見ても癒されます。

・第121話
シバちゃんがココネさんを男の人のことでからかってます。ココネさんにはアルファさんがいるのですから、気にする必要などないんですよと心の中で一言。
「今好きな人達ともっと仲良くしたいだけなんだ」
こういったココネさんの立ち位置が良いんですよねぇ。

・第122話
時間は残酷にも過ぎていきます。いつかはカフェアルファも沈んでしまう。遠い未来のことでも、アルファさんにとっては、それはいつか必ず来る現実なのです。
涙を隠せないアルファさんを慰めるおじさん。ほんといい人だ。

・第123話
ミサゴとマッキを重ねるアヤセ。前の提案を断られて少し寂しげ。
マッキがこの先どのような道を歩むのかも、気になるところです。

・第124話
物置から模型飛行機のエンジンを見つけ、動かそうとする話。
エンジンがかかった場面、その途中、いきなりココネさんとともにいる場面が思い出されます。
これにはどのような意味があるのでしょうか。つながりがないようにも思えますが、なぜだかあの場面が妙にしっくりくる。不思議な魔法にかかってしまったみたいです。

・第125話
前頁カラー……と思ったら最初だけでした。
感覚を飛ばし空を飛ぶ話。
たまに同じような話がありますが、なにか特別な意味があるのでしょうか。
あと一巻だけであきらかになるのかは疑問ですが。

・第126話
いつのまにか大工さんに来てもらい、元通りになったカフェアルファ。やっぱり自作では無理がありますものね。
しかし気になるのは、代金はどうしたのかということ。……気にしてはいけないことだったかもしれません。

誰も来ない喫茶。そこに現れたのはココネさん。
ほんと、この二人が並ぶととてもお似合いといいましょうか、不思議なオーラが出ているような感じがします。
ココネさんはいつもお泊り。マッキも一緒に泊まるかと訊かれますが断ります。
なんだか邪魔してはいけないような雰囲気でも感じ取ったのでしょうか。

・巻末
謎のカラー話。おまけでしょうか。
アルファさんと丸子さんがスクーターでレースをしています。
初出の欄を見てみると、どうやら連載十周年の記念漫画みたいですね。
十年かぁ。ほんと長い間愛されていた作品なんだと実感します。
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : 本・雑誌

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図書館の住人

樹


好物:百合、ファンタジー
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