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マリア様がみてる(フレーム オブ マインド~ハロー グッバイ)

小説「マリア様がみてる」、薔薇さま方の卒業までを描いた「ハロー グッバイ」までの感想です。

・雑感
最後に了って書いてあって驚いたけど、まだまだ続くようで安心。
一巻から続けて高い品質を保ち続けたことには、著者に敬意を表したいところ。

それにしても、卒業を描いた「ハロー グッバイ」。なんという黄薔薇エンド。
最後に由乃の話をもってくるあたりが、なんというか・・・・・・さすが?

「薔薇の花かんむり」で、祐巳と瞳子の長いいざこざにようやく決着がついたわけですが。最後は意外にあっさりと描かれてましたね。
やっぱり「あなたを探しに」までで切って正解だったようです。

この終盤で一番気に入った巻が「キラキラまわる」。遊園地編第二段です。
なにが面白いかというと、蔦子さんのカメラ禁断症状ですよ。もう、笙子ちゃんとのカップリングがたまらないわけでございます。笙子ちゃんは蔦子さん大好き。
他にも笑いどころがいっぱいありました。

さて、最新刊まであと二巻。
最近は「お釈迦様もみてる」という姉弟作品も書かれているようで、どうやら作者はそちらのほうに力を入れているそうなのですが、マリア様がみてるも、もっと書いてほしいです。

・関連情報
Webコバルト
アニメ公式
実写映画ホームページ

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マリア様がみてる フレームオブマインド (コバルト文庫)

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マリア様がみてる ハロー グッバイ (コバルト文庫)

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 小説・文学

幽霊列車とこんぺい糖―メモリー・オブ・リガヤ

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幽霊列車とこんぺい糖―メモリー・オブ・リガヤ (富士見ミステリー文庫)
木ノ歌 詠 尾崎 弘宣


今はなくなってしまった富士見ミステリー文庫の作品。今は瑞智 士記と名前を変えた木ノ歌 詠さんの作品。
絶版になってしまいましたが、Amazonのマーケットプライスで手に入れました。

・感想
味覚障害で自殺志願者の女子中学生、海幸を主人公としたお話。

読み終えた感想としては、絶版になってしまったのがもったいないということ。
百合小説としては極上のもので、定価以上でも手に入れたかいがあったというもの。
文章も卓越しており、とても読み応えがありました。

海幸は列車にはねられて自殺しようとするのですが、その線路は廃線となっていてその計画は失敗。そこに出くわしたのがリガヤという金髪の少女。この二人の関係が、主に描かれています。
幽霊列車、金平糖、味覚障害、そしてリガヤという名。さまざまな鍵となる言葉が、次第に結ばれて意味を持っていく展開は圧巻です。
その鍵より描かれる濃厚な百合描写には、感服しました。

・こんな人におすすめ
百合が好きな方にはもちろんおすすめ。
定価以上払っても買う価値あり。

・関連情報
瑞智士記 公式ホームページ

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

麦の海に沈む果実

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麦の海に沈む果実 (講談社文庫)
恩田 陸 笠井 潔


個人的に大好きな作家恩田陸さんの代表作の感想です。ずいぶんと前に読んだ作品なのですが、感想を書くにあたり再読してまいりました。

・感想
幻想的な比喩の宝箱。背景描写をここまで事細かに描く作品は、なかなかないと思います。
不思議な学園の設定。ここまで引き込まれ、その世界観に浸れる作品はそうそうないでしょう。

幻想的な舞台の上に、ミステリーやホラーといった様々な要素をたくみに取り入れ、飽きることなく最後まで導いてくれる筆力はさすがといったところ。

複雑に絡まりあった糸は、最後までときほぐれることはありません。そして、謎が明らかになったとき、様々な衝撃的な場面が胸に去来し、最後まで圧倒されていたという感想を抱きます。
読了感は、どこかあっけない印象。だけどじわじわと、主人公の理瀬の過ごした日々を思い返すごとに、ああ、まだこの世界の中に浸りたい、翻弄されていたいといった、どこかマゾヒスト的な欲求を抱くのです。
三月の王国の物語。この魅惑的な世界を作り上げた著者には、いくら賛美しても足りません。

・注目点
感想でも述べましたが、さすがプロ作家、といったところの、幻想的な比喩は本当に見事。
私もたまに小説を書くのですが、この方の描写は非常に参考になります。
こういう比喩が使えたらなぁとつくづく思います。

・こんな人におすすめ
学園もの、ミステリー、ホラー好きに好まれそう。
閉鎖的な物語、幻想的な物語がお好みなら是非。

・関連情報
恩田陸オンライン(ファンサイト)

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 小説・文学

マリア様がみてる(妹オーディションからあなたを探しにまで)

小説「マリア様がみてる」、一応の区切りなのかな? 「あなたを探しに」までの感想です。

・雑感
大筋としては、祐巳と由乃が妹をつくることができるか!? という話。
「あなたを探しに」で一応の結末を得るのですが、そこまでの展開がまあもどかしい。
おあずけに続くおあずけなんですが、後半にいくにつれてどんどんと面白くなっていくんですよね。

最初は長いと思っていたんですが、次第に丁寧に描いているなぁと好印象に変わっていきました。
というのも、誤解が解けて本当の気持ちに気づくところから、それまですこし暗い印象だったのが、楽しく読めるようになったからなんですよね。
瞳子と乃梨子の友情が良い。もう乃梨子よくやったと拍手を送りたい。

姉妹になったからか、どんどんと仲良くなっていく白薔薇姉妹が、個人的に一番好きでした。
それにしても、後半の志摩子さんの破壊力が半端なかったです。挿絵も相まって胸をタキューンと弾丸で貫かれた感じ。

蔦子さんも笙子とよく一緒にいてよい感じ。そして新聞部の真美さんもついに。
どんどんカップルが成立していき、姉妹愛あふれて、存分に堪能できました。

・関連情報
Webコバルト
アニメ公式
実写映画ホームページ

テーマ : ライトノベル感想
ジャンル : 小説・文学

君が僕を 1~4巻までの感想

前作で千葉を独立させてしまった中里十さんの新作。
完結作となる四巻を読み終わりましたので、通しての感想を書きたいとおもいます。

・あらすじ
昔はどこの商店街にもいたらしい商売繁盛の神様""恵まれさん""が、私の街のショッピングセンターに、復活。
たいていはおばあさんだったのだけれど、今度の""恵まれさん""はなんと中学三年生。
しかも、""執事""をともなって私のクラスに転入してきた! お金に一切触れてはいけない決まりだという""恵まれさん""。
日々の生活をサポートするのが""執事""だなんて言っている。お金に触れないなんて、そんなのムリ!
本当はどうなの?なぜ、そんな野生動物みたいな微笑みなの? 気になる…気になる……好きになる?
(Amazonの一巻内容紹介より引用)

・感想
表紙の絵がすごい綺麗で、中里十さんの前作も好きだったので気になっていたのですが、なかなか手を出せなかった記憶があります。
というのも、設定として、主人公の淳子には娘がいて、この作品はその回想として描かれていたからです。この娘がいる、というところがどうしても引っかかって。
しかし、三巻が出た頃に、試しに一巻を読んでみたら、これが面白くて。詩のように、流れるような不思議な文章に惹かれ、すぐに続巻も買い集めました。
実は私の小説もこの小説に影響を受けている部分が多いです。というのは蛇足か。

あらすじに哲学的百合小説とありますが、これが言いえて妙です。まさにこの作品は内に哲学的な要素をふんだんに取り入れています。ゆえに取っ付きにくいかもしれません。
ただ、言い方を変えると、翻弄され続けたということもできます。
これほど読み解くのが難しい作品はなかなか無い。
この作品の楽しみ方としては、無理に読み解くより、心で感じるという方が良いのかもしれません。
私は三巻をまで読んでしばらくたっていたので、一気に全部読むとよくわかるのかもしれません。

本編以外で注目することと言えば、なんといっても挿絵。見開きを使ってたっぷりと描かれている豪華っぷり。
この絵を見るだけでも価値があるような気がします。

・関連商品
「君が僕を」で検索
「どろぼうの名人」で検索

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

図書館の住人

樹


好物:百合、ファンタジー
傾向:眼鏡キャラ、マイナーキャラ

好きなカプは、ひだまりスケッチは沙英夏目、なずのり、マリみては蔦笙、けいおんは唯和、ストパニは渚玉、などなど。

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